FBI が公共の無料スマホ用充電ケーブルを使わないよう警告
「充電器とUSBコードは自分で持ち歩き、代わりにコンセントを使いましょう」
「FBI(Federal Bureau of Investigation:連邦捜査局)」のデンバー支局が、公共施設などにある無料のスマートフォン用充電ステーションを利用しないようにと公式『Twitter』にて警告した。
今回言及されていたのは、“ジュースジャッキング攻撃”と呼ばれている、公共のUSBポートにマルウェア感染や監視アプリのダウンロードといった不正な仕掛けをすることで、利用者の端末からデータを盗み出すサイバー攻撃。これは、以前よりアメリカの「FCC(Federal Communications Commission:連邦通信委員会)」などの公共機関からも、その危険性についてたびたび警告されていた。
今回のツイートで「FBI」のデンバー支局は、「空港、ホテル、ショッピングセンターなどにある無料の充電ステーションを利用しないようにしましょう。悪質な業者は、公共のUSBポートを使って端末にマルウェアや監視ソフトを導入する方法を見つけ出しています」と注意喚起し、続けて「充電器とUSBコードは自分で持ち歩き、代わりにコンセントを使いましょう」とアドバイスしている。
Avoid using free charging stations in airports, hotels or shopping centers. Bad actors have figured out ways to use public USB ports to introduce malware and monitoring software onto devices. Carry your own charger and USB cord and use an electrical outlet instead. pic.twitter.com/9T62SYen9T
— FBI Denver (@FBIDenver) April 6, 2023