Apple iPhone 15 Pro のボタン仕様変更は炎上確実?
設定を変更すれば手袋をはめたままでも機能するとのことだが……
「Apple(アップル)」から今年秋に発表が見込まれるiPhone 15シリーズの上位機種 iPhone 15 Proのボタンの仕様に関して、新たなリーク情報が浮上している。
以前アナリストとして知られるMing-Chi Kuo(ミンチー・クオ)は、iPhone 15 Proでは物理的なボタン(サイドボタン、音量ボタン)に代わって“Taptic Engine”を利用した感圧式のボタンが採用されると予想していた。“Taptic Engine”を活用したシステムは、触れることによって直接フィードバックされるもので、最近のMacBookに搭載されているForce Touchトラックパッドに類似した仕組みになるというものだ。
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Cirrus Logic is the primary winner for canceling physical buttons and the change to adopt solid-state buttons on the 2H23 high-end iPhone 15 models. https://t.co/CNfZOYwRXn— 郭明錤 (Ming-Chi Kuo) (@mingchikuo) January 11, 2023
そしてこの度『MacRumors』に掲載された記事によると、iPhone 15 Proに備えられるというソリッドステートボタン、つまり物理的な駆動部分がない感圧式のボタンでは感度トグルが用意され、ユーザーが設定を調整することによって、手袋をはめたままやケースを装着したままでもうまく機能するようになるという。また、ソリッドステートボタンは物理的なボタンと違って動作に電力を必要とするのが課題だが、iPhone 15 Proには超低エネルギーチップが採用されるため、バッテリー切れになっている状態でもしっかりと動作するとのこと。
とはいえ、手袋をつける度に設定を変更するのはユーザーにとってかなり面倒であることも事実。この変更によってスペースを節約したり、防水加工のコストを削減できるかもしれないが、ユーザーの立場からするとあまりメリットがないと言える。また、「Apple」が利便性をある程度放棄しても物理的なボタンを廃止したいのは、彼らの美的感覚によるものだとしている意見もある。いずれにせよ、これらはあくまでアナリストたちの予想に過ぎないため、引き続きオフィシャルからのアナウンスを待とう。