NBA が選手の大麻検査を中止して使用容認へ
大麻を禁止薬物リストから除外する労働協約に合意
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響により、2019-20、2020-21、2021-22の3シーズン連続に渡って、大麻検査を一時中止していたNBA。そんな中、NBAと選手間の労働組合「National Basketball Players Association(ナショナル・バスケットボール・プレイヤーズ・アソシエーション、NBPA)」が4月1日(現地時間)、大麻を禁止薬物リストから除外し、大麻検査を正式に中止する労働協約に合意した。
『The Athletic』によると、NBAと「NBPA」は、7年間の新契約に暫定的に合意しており、その中には、同リーグが“今後、選手の大麻使用に関する薬物テストを中止するとの条項が含まれている。この協定は現時点では暫定的なものだが、これが正式なものとなれば、少なくとも今後7年の間、NBA選手が大麻検査による罰則を受けることがなくなるという。なお、この協約が正式なものとなるには、選手とチームの代表者による承認が必要となるため、現時点では協約の詳細は明らかにされていない。